DesignSeries00057.png壁属性を編集する

スタイルなしの壁の属性は、属性パレットに表示されるパラメータに初期設定されます(属性パレットを参照)。不透明度属性とドロップシャドウ属性は、常に属性パレットから設定します。壁の属性ダイアログボックスで面と線を変更すると、選択した壁の変更後の属性が(壁の設定ダイアログボックスを閉じた後)属性パレットに反映されます。

面と線の属性は、壁の属性ダイアログボックスの属性ではなくクラスでも設定できます。後で壁のクラスを変更すると、壁は新しいクラスの属性を使用するよう変更されます。壁の面と線の属性を該当するリソースごとに上書きすることはできません。壁のスタイルでクラス属性を使用する場合は、そのスタイルのすべての壁でクラス属性を使用する必要があります。ただし、同じ壁のスタイルをさまざまなクラスに配置することはできます。

壁属性を編集するには:

壁の設定ダイアログボックスの情報タブで壁属性の編集をクリックして、壁の属性ダイアログボックスを開きます。

Arch.pngデザインレイヤの切断面を有効にした壁の表示

Vectorworks Architect製品では、切断面の高さを設定して、デザインレイヤで有効にできます。デザインレイヤを設定するおよび壁属性を編集するを参照してください。レイヤの切断面は、標準の壁、カーテンウォール、壁のフィーチャ図形、壁に挿入されたオブジェクトなど、複数の描画図形に適用されます。

デザインレイヤの切断面を有効にすると、以下のルールが適用されます。

       壁は、レイヤの切断面と交差する範囲内でのみ描画されます。切断面の輪郭は、線の属性を使用してアウトラインでのみ描画され、切断面を強調しながら構成要素も確認できるようにします。

       (上端が切断面より下の)低い壁や、切断面より下の壁のフィーチャ図形は、壁の属性ダイアログボックスの切断面より下の属性リストで切断面より下の属性のクラスを選択している場合に描画されるか、壁のフィーチャ図形の属性で切断面より下を表示するように設定した場合に描画されます。

       壁を上から見ると常に端部が描画されており、構成要素の間に区切りは表示されません。

       壁の処理(結合)は、結合部の両方の壁が切断面と交差する場合にのみ描画されます。

       壁に挿入された窓やドアは通常、切断面の高さにある場合に描画され、切断面の高さと交差しない場合は簡略化された実線で描画されます。高窓を破線で表示オプションを有効にしている場合は、窓に異なる「高窓」の外観を設定できます(窓設定:3D表示ペインを参照)。

       切断面の高さで壁に挿入されたオブジェクトは、壁に描画されて表示されます。切断面より下に挿入され、切断面と交差していないオブジェクトは、破線で描画されます。

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標準の壁の設定

カーテンウォールの設定