アクセス権限を設定する

ルールを作成することによって、アクセス権限を制御します。これらのルールは許可された製品と持ち出し可能な期間のセットであり、特定のクライアントまたはクライアントグループ、あるいはコンピューターに適用されます。デフォルトでは、すべてのクライアントにアクセスが付与されています。ルールで例外を設定できますが、この設定は必要に応じて取り消すことができます。

アクセス権限を表示して設定するには:

ライセンス管理ソフトウエアのシステムメニューで、アクセス権の設定を選択します。

アクセス権の設定ダイアログボックスが開き、ユーザーグループの権限ルールが一覧表示されます。ルールは、許可されている製品や予約されている製品のセットで、特定のユーザーまたはコンピューターに適用されます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

ルール

クリックしてルールメニューを開きます。

ルールの追加

ルールの追加/編集ダイアログボックスが開き、権限ルールにルールを追加できます。

ルールの編集

ルールの追加/編集ダイアログボックスが開き、現在選択しているルールを編集できます。

ルールを削除

現在選択しているルールを削除します。

ルールリスト

既存の権限ルールを一覧表示します。

最大持ち出し日数

ライセンスファイルに従って、ユーザーがモジュールを持ち出せる最大日数を設定します。ライセンスの持ち出しを参照してください。

ライセンスの持ち出しを一切禁止するには、日数を0(ゼロ)に設定します。

リストにいないユーザーのライセンスサーバーへのアクセス許可/拒否

デフォルトでは、すべてのユーザーにライセンスへのアクセスが付与されており、例外のルールのみが設定されています。この場合は、許可が選択されています。しかし、拒否を選択すると状況が逆になり、ルールでアクセスが付与されない限り、すべてのユーザーがライセンスへのアクセスを拒否されます。

ダイアログボックスの上部にあるルールメニューでルールの追加を選択してユーザーグループの権限ルールを設定するか、ルール領域を右クリックし、コンテキストメニューからルールの追加を選択します。

ルールの追加/編集ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

ルール名

ルールに名前を付けます。この名前は、ルールのアクセス権限リストに表示されます。

タイプ

ルールのユーザーを定義する方法を、ユーザー名、コンピューター名、またはIPアドレスから選択します(サーバー構文を参照)。

ユーザー

サーバーの使用履歴から取得されたユーザー名またはコンピューター名のリストを表示します。最後に使用したユーザーがリストの1行目に表示されます(IPアドレスはログから取得できないため、表示されません)。

リストでユーザー名またはコンピューター名を選択して、その選択対象に適用するルールを作成し、追加をクリックしてユーザーリストに送信します。

ユーザー名、コンピューター名、またはIPアドレスを入力して追加をクリックし、リストに追加することもできます。名前にスペースは使用できません。

ユーザーリスト

グループに追加されたユーザーが一覧表示されます。ユーザーを削除するには、ユーザーリストで項目を選択して削除をクリックします。

Vectorworksの最大インスタンス数

ユーザー1人につき実行できるVectorworksのインスタンス数を設定します。通常、この値は1です。

許可プロダクト

リスト内のユーザーが起動を許可されている製品を指定します。

すべて/なし

すべての製品を一度に選択するか、選択解除します。

予約プロダクト

リストのユーザーに対して、ライセンスのプールから製品を予約します。それら特定のユーザーのみが、予約されている製品ライセンスへのアクセスを付与されます。このタイプのルールに複数のユーザーが含まれる場合は、予約されているライセンスを共有します。

すべて/なし

すべての製品を一度に選択するか、選択解除します。

「ユーザー」は、ユーザー名、コンピューター名、またはIPアドレスで表すことができます。グループはユーザーのリストで構成されています。ユーザーグループに必要なルールを定義します。たとえば、Vectorworks ArchitectおよびFundamentals製品のみ使用を許可されるユーザーグループもあれば、Vectorworks LandmarkおよびFundamentalsのみ使用できるユーザーグループもあります。製品を選択していない場合、リスト内のユーザーはサーバーにまったく接続できません。ユーザーグループには、ライセンスを予約することもできます。それぞれの状況に応じて、グループごとに個別のルールが必要です。ルール内のユーザーは固有にする必要があります(同じユーザーに2つの異なるルールを設定することはできません)。

OKをクリックして、アクセス権の設定ダイアログボックスに戻ります。

既存のルールを編集するには、ルールを選択してからダイアログボックスの上部にあるルールメニューでルールの編集を選択するか、ルールをダブルクリックするか、あるいはルールを右クリックしてコンテキストメニューからルールの編集を選択します。

既存のルールを削除するには、ルールを選択してからダイアログボックスの上部にあるルールメニューでルールを削除を選択するか、ルールを右クリックしてコンテキストメニューからルールを削除を選択します。

OKをクリックして、アクセス権の設定ダイアログボックスを閉じます。

ライセンス管理ソフトウエアの仕組み

ライセンス管理ソフトウエアのシステムメニュー