Vectorworks 2022ネットワーク版
ライセンス管理ソフトウエアの仕組み
Vectorworks 2022ネットワーク版では、サーバー/クライアント形式でライセンスを管理し、Vectorworks製品を使用することができます。サーバーマシン上のライセンス管理ソフトウエアで、同時に使用できるクライアントライセンスの数を管理します。このため、使用するすべてのクライアントマシンにVectorworksネットワーク版をインストールしておき、必要な時だけライセンス管理ソフトウエアからライセンスを取得してVectorworks を起動することができます。また、有効にした場合はライセンスを持ち出すこともできます(教育用バージョンおよび他の一部のケースでは持ち出しが許可されていません)。クライアントでは、Vectorworksプログラムの起動時にクライアントマシン上で許可されたモジュールを選択します。
Vectorworks Site Protection Server(以下、ライセンス管理ソフトウエア)のコアには、米国Reprise Software, Inc.製のライセンス管理ソフトウエア、Reprise Licence Manager(RLM)を使用しています。管理設定には、タスクバー(Windows)またはメニューバー(Mac)のシステムメニュー、あるいは必要に応じてサーバーのブラウザからアクセスできます。
ライセンス管理ソフトウエアは以下の機能を持ち、個々のVectorworksプログラムの起動やネットワーク全体での使用状況などを管理します。
クライアントマシンがライセンス管理ソフトウエアに接続した時に、ソフトウエアの起動を承認
ライセンスプール(ライセンス全体)の管理、ライセンスの持ち出しを有効にした場合はライセンスの持ち出しを許可
ライセンス利用状況の表示
ログによるライセンス利用状況・接続情報の出力
ユーザー権限・ライセンス持ち出し可能モジュール・持ち出し上限などを管理
ライセンス管理者以外のユーザーは、クライアントマシンでVectorworksを起動するに進んで、サイトプロテクション機能を備えたVectorworksプログラムの使用に関する情報を参照してください。