サーバーのパスワードを設定する

ライセンス管理ソフトウエアのシステムメニューで、コントロール>サーバー管理ログインアカウントの設定を選択します。

あるいは、rlm.exeが置かれているのと同じフォルダ(通常はライセンス管理ソフトウエアのフォルダ(Windows)または/Library/PrivilegedHelperTools/com.vectorworks.rlmフォルダ(Mac))にパスワードファイルrlm.pwを追加すると、RLMブラウザのインターフェイスへのアクセスを制御できます。このファイルがある場合は、さまざまなタスクでユーザー名とパスワードが必要になります。

または、管理画面のReread/Restart Serversをクリックします。

パスワードファイルのパスワード設定は、ユーザー­名、パスワード、許可された権限で構成され、コロンで区切ります。許可された権限が複数ある場合は、カンマで区切ります。

username:password:remove,˽編集オプション

空のパスワードでパスワードファイルを設定して、個々のユーザーが後でブラウザのインターフェイスで変更できるようにします。以下に例を示します。

lauren::shutdown,˽remove

以下の表では、割り当て可能な権限を一覧表示しています。

権限

説明

all

すべての権限を有効にします。

edit_meter

本ソフトウエアでは使用できません。

edit_options

ISVオプションを設定できます。

edit_rlm_options

ライセンスファイルとrlmサーバーオプションファイルを編集できます。

edit_xfer

本ソフトウエアでは使用できません。

logfiles

レポートログおよびデバッグログのさまざまなログファイル機能(新規ログファイルの作成、ログファイルの切り替え)を有効にします。

remove

Vectorworksプログラムを実行中のクライアントからライセンスを削除して、クライアントを終了します。

reread

ライセンスファイルを再読み込みします。

shutdown

ライセンスサーバーを終了します。

status

ライセンスに関するステータスおよびデバッグログ情報を表示します。

パスワードファイルの個別のユーザーに権限を割り当てるだけでなく、RLMオプションファイルのグループ、マシン、IPアドレスを指定して、この表に記載されている権限をそれらのグループに適用できます。以下に例を示します。

EXCLUDE˽shutdown˽group˽architects

詳細はRLMオプションを制御するを参照してください。

RLMオプションを制御する

Windowsサービスの設定

ISVサーバーの各画面