カメラの速度を編集する
デフォルトでは、カメラはアニメーションパス上の各キーフレームで同じ時間を費やして、全体の作成時間を構成します。速度を調整することで、パスの部分ごとに異なる速度でカメラを移動できます。
速度はキーフレームで調整し、各キーフレームの速度は他のすべてのキーフレームを基準にして設定します。そのため、たとえば30秒のアニメーションですべてのキーフレームを100％に設定すると、各キーフレームのカメラの速度は同じになります。カメラは各キーフレームで同じ時間を費やし、30秒でパスを移動します。ただし、一部のキーフレームをより低速または高速に設定すると、それに応じてそのキーフレームのカメラの速度は変わりますが、他のキーフレームの速度が相対的に調節されることで、全体の作成時間は同じまま維持されます。
アニメーションパスに沿ってカメラの速度を編集するには：
調整が必要な場合は、作成時間を必要な時間に設定します。
このパラメータは、ムービーを作成ダイアログボックスの作成時間にリンクされています。いずれかの値を変更すると、両方の値が変更されます。
キーフレームを選択し、他のキーフレームの速度を基準にしてオブジェクト情報パレットの速度を変更します。カメラは、速度がマイナスのキーフレーム付近ではよりゆっくりと移動し、速度がプラスのキーフレーム付近ではより速く移動します。いずれの方向でも数字が大きいほど効果は増します。
必要に応じて、個々のキーフレームにも同じ操作を繰り返します。
オブジェクト情報パレットのフレームを表示が意味するのはキーフレームではなく、アニメーション／ムービーのカメラフレームです。選択すると、パス上の各カメラフレームにハッシュマークが表示されます。キーフレーム付近のカメラフレームが多いほど、そのエリアではカメラの移動が遅くなることを示します。フレームが少ないほど、パスのその部分に沿ってカメラの移動が速くなることを示します。
