Design Suiteマリオネットネットワークの保存と取り出し

マリオネットオブジェクトスタイルを作成する

ネットワークで作成されたマリオネットオブジェクト(別名オブジェクトノード)をマリオネットオブジェクトスタイルのリソースとして保存し、他のあらゆるリソースと同じようにリソースマネージャでアクセスしたり共有したりできます(カスタムリソースライブラリを作成するおよびリソースマネージャを参照)。マリオネットオブジェクトスタイルを使用すると、マリオネットで生成したオブジェクトを図面内でコピー&ペーストする処理が高速化し、マリオネットオブジェクトが共有可能なリソースになるほか、リソースマネージャから直接マリオネットスクリプトを実行できます。 

マリオネットオブジェクトスタイルにはプラグインオブジェクトスタイルシステムが使用され(概念:プラグインオブジェクトスタイルを参照)、マリオネットに特化した追加機能がいくつか用意されています。  マリオネットオブジェクトスタイルのカスタムパラメータは常にインスタンスで設定されます。スタイルで設定できるパラメータは移動すると、コマンドを再実行するのみです。ただし、スクリプト自体はスタイルで設定され、これを編集することで、そのスタイルを使用するすべてのインスタンスに反映させることができます。 

カタログオプションのない標準のプラグインオブジェクトスタイルの説明に従って、スタイルなしのマリオネットオブジェクトからマリオネットオブジェクトスタイルを作成します。必要に応じて、プラグインオブジェクトスタイルダイアログボックスの編集をクリックして、スタイルのスクリプトを編集します。

ネットワークをPython Scriptとして保存する

コマンド

パス

マリオネットスクリプトをPython Scriptとして保存

コンテキストメニュー

上級ユーザーには、正しく動作していないスクリプトをデバッグする方法として、マリオネットネットワークをPython Scriptとして保存することを推奨します。

マリオネットネットワークまたはノードをPython Scriptとして保存するには:

コマンドを選択します。

Python Scriptとして保存ダイアログボックスが開きます。

ファイル名と保存先を指定して保存をクリックします。

ノードとネットワークを保存する

マリオネットネットワーク、ノード、またはオブジェクトは、赤の(プラグインオブジェクトとして)シンボルに変換して簡単に共有または再利用できます。経験の浅いユーザーでも、複雑なスクリプトを再利用または共有できるようになり、カスタムプラグインオブジェクトを作成して共有できる可能性も高まります。

マリオネットノードのカスタマイズしたライブラリを作成するには:

シンボル定義を作成するの説明に従って、ノードごとにシンボルを作成し、シンボルにノードが含まれるようにします。シンボルに含まれるノードの名前を使って、シンボルに名前を付けます。プラグインオブジェクトに変換を選択して、赤色のシンボルを作成します。

シンボルのファイルをユーザーフォルダ(「Libraries」>「Defaults」>「Marionette」フォルダ)に保存します。

ネットワークシンボルをラッパーノードに配置して、シンボル内に含まれるネットワークを使用します。複雑なネットワークを使用した複数のオブジェクトノードの赤いシンボルは、コンピューターの性能に影響を与える場合があります。

オブジェクトノードは黒の(プラグインオブジェクトとしてではない)シンボルに変換して再利用することもできます。そのため、元のスクリプトへのアクセスを簡単には許可せずに、マリオネットで作成したオブジェクトを他のユーザーと共有できます。

詳細は、概念:Vectorworksシンボルを参照してください。

マリオネットのノードの種類

マリオネットツールを使用してノードを配置する

マリオネットネットワーク

マリオネットのラッパー(Wrapper)ノード

ラッパーノードからメニューコマンドを作成する

オブジェクトノードを使用する

マリオネットオブジェクトを編集する

マリオネットチュートリアル:簡単な柱状体を作成する

マリオネットチュートリアル:簡単なキャビネットを作成する