Design Suite概念:データタグ

難易度:中級

データタグを使用すると、一般的なパラメータ(高さなど)、レコードフィールド(モデル番号など)、またはIFCデータなど、描画図形に関連付けられたほぼすべての種類のデータを表示できます。日付スタンプや番号スタンプなど、オブジェクトのデータが表示されない簡単なラベルを図面に追加することもできます。

Vectorworksリソースライブラリには、複数のデータタグスタイルが用意されています。特定の種類のオブジェクトが名前になっているライブラリファイル(Wall.vwxなど)には、その種類のオブジェクトに連結させて、オブジェクトの特定のデータを表示するように作られたタグが含まれています。一部のファイルには、特定の種類のオブジェクト向けではないタグが含まれています。これらのタグは単にラベルとして使用します。データが連結された既存のオブジェクトから、簡単にカスタムスタイルを作成することもできます。

データタグツールには複数のモードがあり、さまざまな種類のオブジェクトやタグを処理できます。簡単なラベルタグは、図面のどこにでも配置できます。オブジェクト固有のデータタグスタイルを使用する場合は、オブジェクトに個別にタグを付けるか、あるいは複数のオブジェクトに自動的にタグを付けます。オブジェクトのサブパーツ(壁の構成要素など)にタグ付けできるタグスタイルであれば、必要に応じて、任意でサブパーツに個別にタグ付けできます。

データタグは、必要に応じて詳細にカスタマイズ可能です。表示するデータを制御したり、タグレイアウトを制御したりもできます。必要に応じて、データを手動で追加または編集できるデータタグを作成し、オブジェクトと共に保存できます。ワークシートの使用に慣れているユーザーであれば、ワークシート形式の数式を使用するか、外部のスプレッドシートのデータを参照して、データタグの機能をさらに拡張できます。

データタグスタイルを作成する

データタグの設定

カスタムデータタグの例

データタグを編集する

データタグからリンクしているオブジェクトを選択する

連番の管理ダイアログボックス