標準ビューを使用する
Vectorworksには複数の標準ビューが用意されており、図面領域の表示や向きを変更できるため、モデルを簡単にさまざまな角度から表示できます。標準ビューのオプションは、次の4つの基本カテゴリに分類されます:
カテゴリ |
説明 |
2Dビュー |
2D/平面ビューでは、図面が2Dで表示されます。これは、注記、図面枠、および2Dの作図に使用します。 |
3D基本ビュー/立面図 |
上、前、右、下、後ろ、および左ビューでは、3D基本ビュー/立面図が表示されます。 |
レイヤプレーンより上の3Dビュー |
斜め右、斜め左、右斜め後方、および左斜め後方ビューでは、レイヤプレーンの上から見た斜めの3Dビューが表示されます。 |
レイヤプレーンより下の3Dビュー |
右斜め下、左斜め下、右斜め下後方、および左斜め下後方ビューでは、レイヤプレーンの下から見た斜めの3Dビューが表示されます。 |
以下で説明しているように、複数の方法で標準ビューに変更することができます。
標準ビューコマンド
標準ビューに変更するには:
ビュー>標準ビューを選択し、ビューを選択します。
2D/平面:回転ビューを使用できる場合は、2D/平面コマンドを使用すると、その回転ビューがアクティブになります(平面を回転するを参照)。コマンドを再度選択すると、回転していない2D/平面ビューに戻ります。
ビューが変わり、現在のビュー/標準ビューリストにアクティブなビューが表示されます。
表示バーのオプション
表示バーには現在のビューが表示され、標準ビューコマンドにすばやくアクセスできます。ワーキングプレーンを上から見るオプションを使用し、ワーキングプレーンに対して垂直なビューに合わせることもできます。
2D/平面ビューを回転してから(Vectorworks Design Suite製品が必要)3Dビューに変更する場合は、2D/平面:回転オプションを使用して2D/平面:回転ビューに戻ることができます。
現在のビューをクリックし、リストから必要なビューを選択します。
デフォルトで、ビューはレイヤプレーンを基準にしています。ワーキングプレーンを基準にしたビューにしたい場合は、表示バーの基準面設定としてワーキングプレーンビューを選択します。概念:ワーキングプレーンを参照してください。
オンスクリーンビューコントロール
オンスクリーンビューコントロールは、デザインレイヤの図面領域の左下隅に表示されます。キューブの面や斜めの角をクリックすることで、標準ビューをすばやく切り替えることができます。詳細は、オンスクリーンビューコントロールを参照してください。
標準ビューに変更するには、次のいずれかの操作を行います:
キューブの面をクリックして、対応する3D基本ビュー/立面図に変更するか、キューブの斜めの角をクリックして、対応する斜めのビューに変更します。
2D/平面ビューに変更するには、キューブの上面が表示されているビューから、上面の2D/3D切り替えをクリックします。上面を表示するには、場合により現在のビューを変更する必要があります。2D/平面:回転ビューを使用できる場合は、2Dトグルをクリックすると、その回転ビューがアクティブになります(平面を回転するを参照)。
ショートカットを使用してビューを変更する
ビューを変更するための、複数のキーボードおよびテンキーのショートカットが存在します。
2D/平面ビューに変更するには、キーボードのCtrl + 5(Windows)またはCmd + 5(Mac)を押します。
いくつかの標準ビューに対するテンキーのショートカットを以下に示します。シートレイヤで選択したビューポートのビューも、これらのショートカットキーで変更できます。
2D/平面:回転ビューを使用できる場合は、2D/平面のショートカットを使用すると、その回転ビューがアクティブになります(平面を回転するを参照)。ショートカットキーを再度クリックすると、回転していない2D/平面ビューに戻ります。