概念：インベントリと設備リスト

舞台照明のインベントリと設備リストコマンドは、メーカー、ベンダー、会場、倉庫などから入手可能な設備のインベントリを作成して管理するのに役立ちます。「設備」は、照明器具やトラスから、ケーブルなどのオブジェクトやシンボルまで、実質的にエンタテインメントに関連するあらゆるもので構成できます。ビデオカメラを構成するカメラレンズや本体といったオブジェクトのサブパーツや、アイテムに関連付けられた仮想パーツ、あるいは粘着テープ、機材ケース、追加のゲルなどの個別仮想パーツも含まれます。デザインを構成するすべてのアイテムを1カ所で追跡できます。

Spotlight設定のインベントリペインに、インベントリを作成できる設備が一覧表示されます。Spotlight設定：インベントリペインを参照してください。

このコマンドにより、図面に配置された設備を追跡し、1件以上のインベントリリストと比較することもできます。選択したインベントリのソースに必要な機材が十分にあるかどうか、または別のソースから追加の設備を入手できるかどうかをすぐに把握できます。

図面が完成間近になったら、設備リストをフィルタリングして特定のレポートを作成したり、図面内のすべての設備の包括的なレポートを作成したりできます。作成したワークシートは編集可能です。チームや外部のベンダーおよび顧客とやり取りするには、これらのレポートを使用します。

設備概要ツールを使用すると、数量やその他の情報と共に、設備リストのグラフィック表現を配置できます。

インベントリを作成する

設備リストを管理してレポートを作成する

インベントリのフィルタを管理する

設備概要を作成する