Omniverseライブセッションに接続する

モード

ツール

ツールセット

ライブ

 

Omniverse Connector

(Windowsのみ)

 

ビジュアライズ

Vectorworksは、WindowsユーザーにOmniverseライブセッションの作成またはセッションへの参加機能を提供します。ここでユーザーは、アクティブなVectorworksファイルを、同じライブセッションに接続された他のユーザーとライブで同期できます(Omnivesrseへ接続するための技術要件は、NVIDIA Omniverseコラボレーションプラットフォームに接続するを参照)。ライブセッションは、グラフィカルおよび非グラフィカルなデータ(IFCおよびレコード情報など)の両方を、Omniverse Connectorの設定に従って、Vectorworksの図面からOmniverseに送信できます。 

ライブセッションは、特定のモデルとNucleusサーバーの特定のUSDファイルパスに関連付けられています。これらの接続は新しいライブセッションが開始するたびに、新しいセッションで使用する既存のUSDファイルを選択するか、セッション用の新規ファイルおよびファイルパスを作成することによって確立する必要があります。ライブセッションはコラボレーション環境であるため、他の参加者によって作成されたライブセッションは、それらが同じファイルパスに関連付けられている限り使用できます。

Omniverseライブセッションを作成、またはセッションに参加するには:

Vectorworksのデザインレイヤから、3Dビューを選択します。

ツールをクリックし、設定をクリックします。

Omniverse Connector設定ダイアログボックスが開きます。Omniverse Connector設定を参照してください。

取り出しタブで必要な設定を行い、ツールタブで必要なNucleusサーバーを選択して、OKをクリックします。 

モードを選択します。 

Omniverseプラットフォームにログインしていない場合は、ログインするよう促されます。

モデルのパスを選択ダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

NucleusサーバーのモデルのUSDパスを選択

Nucleusサーバーのこのモデルに対して、既存のUSDファイルを使用します。

指定パスに現在のファイルをパブリッシュ

新しいUSDファイルを作成して、ライブセッションのパスを指定します。 

このライブセッションで使用するモデルのパスとUSDファイルを定義します。

既存のファイルを選択するか、新しいファイルをパブリッシュするかによって、ライブセッション用のファイルを選択ダイアログボックスまたはOmniverseにパブリッシュダイアログボックスが開きます。ライブセッション用のファイルを選択ダイアログボックスには、ファイルの選択に必要なフォルダブラウザとファイル情報ブラウザが含まれており、USDファイルのパブリッシュに必要な追加オプションは含まれていません。 

これらのダイアログボックスでは、Omniverse Connector設定ダイアログボックスで指定した、Nucleusサーバーに保存されたフォルダへアクセスできます。サーバーを変更して別のフォルダにアクセスするには、ダイアログボックスを終了して選択対象を変更します。 

Omniverseにパブリッシュするで説明しているように、ファイルを選択またはパブリッシュします。

ファイルパスを設定した後に、ライブセッションオプションダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

新規セッションを作成

新規ライブセッションを作成します。セッションに名前を付けます。

既存のセッションに参加

既存のライブセッションに参加します。現在のVectorworksファイルのUSDモデルパスに関連付けられた、開催中のライブセッションのリストからセッションを選択します。

参加者

すでにライブセッションに接続している参加者が表示されます。

ライブセッションを作成するか、参加するライブセッションを選択します。

セッションに参加したこと、およびツールバーでライブモードが選択されていることがステータスバーに示されます。

USD ComposerなどのOmniverseアプリケーションを開きます。

Omniverseアプリケーション内で、取り出したNucleusサーバーのVectorworksファイルに移動し、Omniverseのヘルプに従ってセッションをライブにします。

同期されたライブセッションに入ります。すべての参加者のファイルの変更は、セッションの全員に向けて自動的にOmniverseで表示されます。参加者がライブセッションに出入りした場合は、VectorworksとOmniverseのステータスバーにメッセージが表示されます。

Vectorworksのセッションで以下の操作を完了すると、ライブセッションが中断します。ライブセッションが中断していること、およびツールバーでライブモードが選択解除されていることがステータスバーのメッセージに示されます:

開いている別のVectroworksファイルに切り替える

2D/平面ビューに変更する

Omniverseの参照モデルを変更するような、モデルの著しく異なるビュー(クラスやレイヤの表示設定が異なるビューなど)に変更する

シートレイヤに移動する

シンボルまたはグループに入る

ツールバーでライブモードをクリックして、ライブセッションをリスタートします。ライブセッションで使用した元のファイルが開いたままで、かつセッションのリスタートに使用されている限り、Omniverse Connector設定ダイアログボックスに表示されたものと同じライブセッション設定が適用されます。

Omniverseライブセッションを終了する

ライブセッションを終了するには:

アクティブなセッションのツールバーでライブモードをクリックします。モードがオフに切り替わります。 

ユーザーが終了しようとするライブセッションの管理者である場合は、ライブセッションをマージまたは破棄ダイアログボックスが開きます。管理者でない場合は、新しいサブレイヤに変更をマージするか、変更を破棄するかを選択できます。 

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

USDルートレイヤに変更をマージ

ライブセッション中にVectorworksファイルで行った変更を、すべての参加者が共有するようメインモデルに反映します。この変更により、ルートファイルの情報が置き換えられます。

新しいUSDサブレイヤに変更をマージ

ライブセッション中にVectorworksファイルで行った変更を、メインモデルの新しいサブレイヤに保存します。この選択により、USDモデルの組織的なコンポジションで、他の参加者は変更を参照として使用できますが、ルートファイルの情報は置き換えられません。これは、誰かが全体のプロジェクトおよびファイルの管理を担当している場合に推奨されます。

ライブセッションの変更を破棄

ライブセッション中にVectorworksファイルで行った変更を保存しないようにします。Vectorworksファイルには変更が保持されますが、USDモデルには追加されません。

ライブセッションが終了したこと、およびツールバーでライブモードが選択解除されていることがステータスバーのメッセージに示されます。USDファイルのパスとセッション名はライブセッション設定からクリアされるため、新しいセッションを開始する前に再び確立する必要があります。

ライブセッションで使用するVectorworkファイルを閉じた場合も、ライブセッションが終了してセッション設定がクリアされます。

NVIDIA Omniverseコラボレーションプラットフォームに接続する

Omniverse Connector設定

ローカルでOmniverseへモデルを送信する

Omniverseにパブリッシュする