ランドスケープエリアを作成する
ツール |
作業画面:ツールセット |
ランドスケープエリア
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Design Suite 2025:敷地計画 Landmark 2025:ソフトスケープ |
ランドスケープエリアは、定義済みの植栽の組み合わせで構成されます。これらは、概念的なランドスケープの計画や、間隔または比率の値に従って植栽シンボルを表象的に描画して、大規模な植栽や森林再生エリアを指定する場合に役立ちます。ランドスケープエリアからの植栽情報は植栽シンボルのデータに基づいており、植栽リストのワークシートに含めることができます。ランドスケープエリアスタイルは常に少なくとも1つの構成要素で構成されますが、必要な数だけ追加して、オブジェクトの積み重ねを表現できます。これらの構成要素は断面ビューで表示され、地形モデルに埋め込むことができます。構成要素を非表示にし、代わりに植樹帯を地形モデル上のテクスチャの範囲として表示することもできます。マテリアルリソースを使用して構成要素を作成し、ランドスケープワークフローのBIMを効率化できます。ランドスケープエリアは縁石オブジェクトと相互作用させることができます。たとえば、造成図形として機能する縁石と揃えるか、縁石をランドスケープエリアと関連付けることで、縁取りの縁石と相互作用させることができます。
また、植栽情報を指定せずにランドスケープエリアを作成し、必要なエリア全体を示すラベルを付けて一般的なグランドカバーや根覆いのエリアとして使用することもできます。
ランドスケープエリアツールを使用して、ランドスケープエリアを作成します。ランドスケープエリアオブジェクトは、閉じた2D形状を描画した後に図形からオブジェクトを作成コマンドを選択して作成することもできます(図形からオブジェクトを作成するを参照)。既存のランドスケープエリアオブジェクトの属性と設定をコピーして、形状に適用するか、新しいランドスケープエリアの作成に使用することもできます。
モード |
説明 |
頂点 |
選択した曲線作成オプションと現在の設定を使用して、ランドスケープエリアを描画します。 |
属性のコピー |
既存のランドスケープエリアの設定と属性をコピーして、それ以降作成するオブジェクトのデフォルト設定にします。新しいランドスケープエリアの名前パラメータには、ランドスケープエリアの名前の後ろに連番が付いた記号が追加されます。 |
変換 |
既存の曲線、多角形、四角形、円、または円弧をランドスケープエリアに変換して、現在の設定を適用します。 |
ランドスケープエリアスタイル |
リソースセレクタが開き、配置するランドスケープエリアスタイルを選択できます。リソースをダブルクリックしてアクティブにします。 |
曲線作成オプション |
頂点モードの場合は、図形の基になる曲線を描画する方法を選択します。次を参照してください: 曲線を描く |
設定 |
ランドスケープエリア設定ダイアログボックスが開き、ランドスケープエリアのデフォルト設定を指定できます。 |
ランドスケープエリアを作成するには:
ツールをクリックします。
ランドスケープエリアのパラメータを設定するには、次のいずれかの操作を行います:
ツールバーのランドスケープエリアスタイルをクリックし、リソースセレクタでリソースを選択します。
設定をクリックしてランドスケープエリア設定ダイアログボックスを開き、ツールのデフォルトパラメータを指定します。ランドスケープエリアの設定を参照してください。
スタイルリソースから始めて、これをカスタマイズすると便利です。あるいは、デフォルトで選択されているスタイルなしのランドスケープエリアから始めて、すべてのパラメータをゼロから設定します。概念:プラグインオブジェクトスタイルを参照してください。ランドスケープエリアスタイルを選択しない場合は、ランドスケープエリア設定ダイアログボックスが自動的に開き、パラメータを設定できます。
既存のランドスケープエリアの設定を取得するには、ツールバーの属性のコピーモードをクリックして、設定の元となるランドスケープエリアをクリックします。
ランドスケープエリアを作成するには、次のいずれかの操作を行います:
ツールバーの変換モードをクリックし、既存の曲線、多角形、四角形、円、または円弧を選択してランドスケープエリアに変換します。設定が自動的に適用され、新しいランドスケープエリアが作成されます。
頂点モードをクリックし、ツールバーで適切な曲線作成モードをクリックして、ランドスケープエリアの境界線の作成方法を選択します。曲線を描くを参照してください。
頂点モードの場合は、クリックしてランドスケープエリアの開始点を設定します。
再度クリックして、セグメントの終点と次のセグメントの開始点を指定します。この方法で、ランドスケープエリアが完成するまでセグメントの描画を続けます。
オプションで、ランドスケープエリアの設定をスタイルとして保存するには、オブジェクト情報パレットのスタイルリストから、スタイルなしのプラグインから新規プラグインスタイルを作成を選択するか、ランドスケープエリアを右クリックし、コンテキストメニューからスタイルなしのプラグインから新規プラグインスタイルを作成を選択します。ランドスケープエリアスタイルはファイル内のリソースとして保存され、リソースマネージャやツールバーにあるランドスケープエリアスタイルのリソースセレクタに表示されます。
ランドスケープエリアと地形モデルを連結する
地形モデルと連結することで、ランドスケープエリアを地形モデルの地形に合わせてリアルにドレープさせることができます。ランドスケープエリアの構成要素を地形モデルに埋め込むこともできます。地形モデルに合わせると、平坦な曲線の結果と比較して、ランドスケープエリアの面積や植栽本数が変更される場合があります。
デフォルトでランドスケープエリアと地形モデルを連結する方法は、いくつかのルールに基づいていますが、ランドスケープエリアのオブジェクト情報パレットから別の地形モデルのレイヤを選択できます。通常、デザインレイヤを設定する際は、自動連結を機能させるために、ランドスケープエリアのレイヤを地形モデルのレイヤの上に配置する必要があります。自動連結には、レイヤの表示設定も重要です。
ランドスケープエリアは、連結した地形モデルの境界内に完全に含める必要があります。ランドスケープエリアの一部でも地形モデルの境界外にある場合、ランドスケープエリアは適切に連結されず、地形モデル上にドレープすることも、地形モデルを変更することもできません。その場合はオブジェクト情報パレットに警告が表示され、ランドスケープエリアを調整するよう促されます。
ランドスケープエリアを描画する際、ランドスケープエリアのレイヤの下にあるレイヤに地形モデルが1つしか表示されていない場合、ランドスケープエリアは自動的にその地形モデルと連結されます。図面内およびランドスケープエリアのレイヤの下に地形モデルが複数表示されている場合、ランドスケープエリアは、前後関係で最上位の地形モデルのレイヤに設定されます。
段階的なプロジェクトの異なる地形モデル間でランドスケープエリアを連結し、毎回手動で再連結しなくても済むようにしたい場合は、ランドスケープエリアを地形モデルのレイヤの上のレイヤに配置し、オブジェクト情報パレットの地形モデルのレイヤパラメータで自動を選択します。ランドスケープエリアのレイヤの下にその時点で配置されている表示中の地形モデルレイヤが1つしかない場合にのみ(ランドスケープエリアのレイヤも表示されている必要があります)、ランドスケープエリアは表示中の地形モデルと自動的に連結されます。地形モデルのデザインレイヤを変更すると、連結も自動的に変更されます。