オブジェクト情報パレットでオブジェクトのフェージングを管理する
オブジェクト情報パレットは、選択したオブジェクトおよびオブジェクトインスタンスのフェーズステータスを監視したり、フェーズデータを変更したりするためのハブとなっています。フェーズを設定できるすべてのオブジェクトに対して、フェージンググループが表示されます。オブジェクトインスタンスの現在のフェーズステータスを表示できるだけでなく、インスタンスが新設されたフェーズを変更したり、フェーズのインスタンスを撤去して解体するか再利用可能にするかを選択したり、オブジェクトを移設してインスタンスを新設したり、同じオブジェクトのリンクされたインスタンスに移動したり、オブジェクトを仮設として指定したりできます。
オブジェクト情報パレットではオブジェクトのフェーズデータを一括管理できますが、ワークフローに応じて、これらの処理の多くは他の方法でも完了できます。たとえば、解体/撤去ツールを使用して複数のオブジェクトをすばやく解体または撤去したり、撤去および移設されたすべてのオブジェクトをフェージングパレットで追跡したりできます。他の方法については、フェージングのヘルプセクションにある追加のトピックを参照してください。
オブジェクト情報パレットでオブジェクトを管理する方法には、特定のルールが適用されます:
オブジェクトのフェーズの割り当ては、デザインレイヤでのみ変更できます。
一部の業界固有のプラグインオブジェクト、太陽光設定などのオブジェクト、一部の注釈など、一部のオブジェクトにはフェーズを設定できません。
ホストされるオブジェクト(ドアや窓など)を、それをホストするオブジェクト(壁など)より前に新設したり、後に撤去したりすることはできません。
構成要素ベースのオブジェクト(壁、スラブ、屋根、舗床など)の個々の構成要素に、親オブジェクトとは異なるフェーズステータスを設定することはできません。
シンボルは常に単一のオブジェクトとしてフェーズ設定されます。
グループ内に含まれるオブジェクトは、グループを編集する際、他のグループ化されたオブジェクトとは関係なく、個別に撤去および移設できます。含まれるオブジェクトの設定が異なる場合、グループのオブジェクト情報パレットの設定は不確定の状態で表示されます。含まれるオブジェクトの再利用状態が異なる場合は、解体/撤去処理で失われる可能性のあるインスタンスの処理方法を選択できます。グループには、移設されたインスタンスを含めることはできません。
フェージングデータが含まれるオブジェクトを同じファイルまたは別のファイルにコピー&ペーストすると、新しいコピーからすべてのフェージングデータが削除され、まったく新しいオブジェクトとして扱われます。
プロジェクトのフェージングでは、施工時に実行できなければならない処理の論理的な順番が強制されます。たとえば、撤去オブジェクトは、撤去されたフェーズまたはその後のフェーズで再利用するためにのみ指定でき、それより前のフェーズには移設できません。使用可能なフェーズのみが、選択対象として表示されます。オブジェクト情報パレットや他の場所でオブジェクトのフェージングを管理する際、順番が間違っている処理や、リンクされたインスタンスを削除してしまう可能性がある処理(後のフェーズで再利用するオブジェクトを解体しようとする場合など)を試みると、警告が表示され、問題が通知されると共に、問題を解決するためのオプションが提示されます。
オブジェクト情報パレットで使用可能なオプションは、デザインレイヤのアクティブフェーズと、そのフェーズにおけるオブジェクトインスタンスのステータスによって異なります。アクティブフェーズでオブジェクトのステータスがどのように決定され、プロジェクトのタイムラインを通じてどのように変化するかについての情報は、フェージングでオブジェクトを管理するを参照してください。
クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。
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パラメータ |
説明 |
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新設フェーズ/移設フェーズ/撤去フェーズ |
選択したオブジェクト/インスタンスが新設、移設、または撤去されたフェーズを指定します。 オブジェクトを新設する場合、解体/撤去ツールを使用して撤去する場合、または移設オブジェクトを配置を使用して移設する場合、処理が完了すると、これらのパラメータは自動的にアクティブフェーズに設定されます。これらのフェーズの割り当ては、リストから手動で変更できます。リストに含まれるのは、加えようとしている変更に対して論理的に設定可能なフェーズだけです。たとえば、オブジェクトを撤去したフェーズよりも前のフェーズに移設することはできません。 窓、ドア、スラブモディファイアなどのホストされるオブジェクトは、<ホストと同じ>オプションを使用し、ホストのフェーズに合わせるよう設定できます。 |
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仮設 |
現場には存在するもののプロジェクト自体には含まれない、大型ごみ容器や簡易トイレなどのオブジェクトを示します。仮設オブジェクトは再利用できません。 オブジェクトを新設したフェーズから削除するには、事前にこのオプションを選択しておく必要があります。同じフェーズで新設して撤去した場合、オブジェクトのアクティブなフェーズステータスは仮設になります。 解体/撤去ツールを使用して仮設オブジェクトを解体または撤去することはできません。上記の撤去フェーズを選択してください。 仮設オブジェクトが複数のフェーズにまたがる場合は、他のオブジェクトと同様に、アクティブフェーズとの関係に応じて、アクティブなフェーズステータスは新設、既存、または解体となります。この場合、オブジェクトが仮設であることを示すのは、仮設チェックボックスだけになります。 |
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再利用 |
オブジェクトがアクティブフェーズで再利用されるか、後のフェーズでの再利用のために保管されることを示します。このオプションが選択されている場合にのみ、オブジェクトを再利用できます。構成要素ベースのオブジェクトや仮設オブジェクトは再利用できません。 |
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移設オブジェクトを配置 |
再利用の対象としてマークされたオブジェクトをアクティブにして、図面に配置します。照準カーソルが、配置するオブジェクトの点線枠と共に表示されます。クリックして、図面にオブジェクトを移設します。撤去オブジェクトを移設するを参照してください。 |
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フェーズから撤去/フェーズで移設 |
現在選択しているオブジェクトのインスタンスを撤去および移設することで、複数のフェーズの割り当てが生じた場合、オブジェクトの前のインスタンスを撤去したフェーズ、またはオブジェクトの後のインスタンスを移設した先のフェーズの名前が表示されます。この情報は、選択したインスタンスではなく、オブジェクトの前または後のインスタンスに関連しているため、参考情報にすぎず、編集はできません。 フェージングパレットで撤去オブジェクトを追跡するを参照してください。 |
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撤去/移設インスタンスを表示 |
撤去および移設したオブジェクトに対する、オブジェクトの前または後のインスタンスを図面領域で選択します。必要に応じてフェーズとビューが変更され、図面ウインドウにインスタンスが表示されます。 |
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代替属性を使用 |
ファイル設定で撤去/解体オブジェクトの代替属性を有効にするを選択すると、撤去または解体されたオブジェクトにデータの可視化の代替属性を適用できます。ファイル設定:画面タブを参照してください。 このオプションは、主に一部のドイツ語圏における図面規格に準拠するために必要です。 |
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アクティブフェーズでのステータス |
アクティブフェーズを基準にしたオブジェクトのステータスが表示されます。この情報は、オブジェクトの新設/撤去/移設フェーズと現在アクティブなフェーズに基づいて自動的に決定され、編集はできません。 新設:オブジェクトが新設されたものの、アクティブフェーズで撤去されていない状態です。 既存:前のフェーズでオブジェクトが新設または移設された状態です。 解体:オブジェクトはアクティブフェーズで撤去され、再利用の対象に指定されていない状態です。 撤去:オブジェクトはアクティブフェーズで撤去され、再利用の対象に指定されている状態です。 移設:撤去されたオブジェクトのインスタンスがアクティブフェーズに配置された状態です。 仮設:アクティブフェーズでオブジェクトが新設され、かつ撤去された状態です。 過去:オブジェクトはアクティブフェーズより前に解体または撤去されたため、アクティブフェーズには存在していない状態です。 未来:アクティブフェーズより後のフェーズでオブジェクトが新設されたか、移設したインスタンスが配置されたため、アクティブフェーズには存在していない状態です。 |
