Landmark概念:植栽スタイル

難易度:初級

図面内に挿入されるすべての植栽は植栽スタイルに基づいており、植栽スタイルには、特定の種類の植栽について、2Dおよび3D植栽の表示設定、パラメータ、および植物学的データが含まれます。他のプラグインオブジェクトスタイルと同様に、植栽スタイルにはスタイルで固定されたパラメータと、インスタンスごとに個別に編集可能なパラメータを設定できます。概念:プラグインオブジェクトスタイルを参照してください。 

植栽スタイルでは、特定の種類の植栽について、2Dおよび3Dの表示設定、パラメータ、および植物学的データが指定されています。詳細な図面に適した、植栽種固有の詳細な植栽スタイルに加えて、初期設計段階で一般的な植栽デザインの外観を伝えるのに役立つだけでなく、データが非常に少ない概念的な植栽スタイルを使用することもできます。Vectorworksに付属する多くの植栽スタイルの1つを使用するか、独自に作成することができます。植栽スタイルを定義すると、一部のパラメータをスタイルでロックできます。その他のパラメータは図面上の個々のインスタンスごとに変更できます。植栽スタイルは、植栽スタイルマネージャまたはリソースマネージャで表示および管理できます。

植栽オブジェクトまたは植栽シンボルとは、植栽ツールで図面に挿入する特定の植栽のことでます。すべての植栽は植栽スタイルに基づく必要がありますが、Vectorworksの多くのオブジェクトと同様、オブジェクト情報パレットまたは植栽設定ダイアログボックスから植栽設定を編集して個別の植栽のインスタンスパラメータを変更し、同じ植栽スタイルに基づく個別の植栽の間で現実的なバリエーションを作成できます。各植栽を個別に編集して、スタイルによって定義されないパラメータをカスタマイズできます。設計を概念から最終的な図面に進める過程で、植栽インスタンスで使用される植栽スタイルを置き換えることも簡単です。 

植栽スタイルで作業する際は、Vectorworksの標準リソースを使用できます。そこから、成長形態、サステナビリティ、灌水、単価のほか、地域における各植栽の成長の仕方に関する情報を使用して、プロジェクトに役立つことが分かっている植栽スタイルのカスタムライブラリを構築することもできます。

Vectorworksの標準リソースまたはカスタムライブラリに基づくかどうかに関係なく、植栽ツールで使用する植栽スタイルを選択します。図面に植栽を追加するを参照してください。

Vectorworksのデフォルト植栽リソース

Vectorworksの植栽ライブラリには数千もの植栽スタイルが用意されており、図面ですぐに使用できます。植栽リソースには、2つの方法のどちらかでアクセスできます。プロジェクトで使用する具体的な植栽がわかっている場合は植物学的カテゴリや植栽種名で選択し、概念的な段階においてグラフィック表現がより重要な場合は2D/3D形状と色で選択します。初期段階で形状に基づいて選択した植栽スタイルは、プロジェクトの過程で後から特定の種に簡単に置き換えることができます。

植栽データまたは形状を取り込む場合は、Vectorworksのデフォルトの植栽データに追加しようとするのではなく、以下のいずれかの方法でユーザーまたはワークグループライブラリにカスタム植栽スタイルを作成する必要があります。 

カスタム植栽ライブラリ

Vectorworksでは、地理的条件や気候に適した植栽スタイルのカスタムライブラリを構築することを推奨しています。このライブラリには、グラフィック、樹高、および枝張りよりも若干詳しい情報と、詳細な図面に適した完全なデータセットを伴う植栽種固有の情報を持つ、両方の概念的な植栽スタイルを含めることができます。この方法により、複数のプロジェクト間で非常に効果的かつ効率的に作業できます。カスタム植栽スタイルを作成する方法は複数あります:

外部の植栽リストのデータを植栽スタイルに変換するには、リストから植栽スタイルを作成するを参照し、レコードから取り込んだ植栽データをマッピングして、複数の植栽スタイルを一括で作成します。

すでにファイルに存在する既存の植栽スタイルに非常によく似た新しい植栽スタイルを作成するには、植栽スタイルマネージャで、コピーする植栽スタイルの隣にあるメニューアイコンをクリックし、植栽スタイルを複製を選択します。植栽スタイルマネージャでスタイルを編集します。あるいは、リソースマネージャで植栽スタイルを右クリックし、コンテキストメニューで複製を選択してからスタイルの編集を選択します。

特定の2Dまたは3D形状を新しい植栽スタイルに変換するには、選択オブジェクトから植栽スタイルを作成するを参照してください。

Vectorworksパートナーの種苗会社から取得した植栽データを既存の植栽スタイルにコピーするには、外部の植栽データをコピーするを参照してください。

以前のバージョンでは、植栽データを収集するために植栽カタログを使用していました。植栽カタログのデータから植栽スタイルを作成するには、植栽カタログから植栽スタイルを作成するを参照してください。

カスタム植栽スタイルを保存し、ユーザーまたはワークグループライブラリを構築します。カスタムリソースライブラリを作成するを参照してください。カスタムライブラリは、リソースマネージャおよびリソースセレクタからアクセスできます。リソースを取り出すで説明しているように、これらは他のファイルやユーザーと共有できます。

既存の植栽スタイルを編集するには、外部のソースから植物学的データをコピーするか、植栽スタイルマネージャまたは植栽スタイルの編集ダイアログボックスでパラメータやグラフィックを手入力します。内部のVectorworks植栽カタログまたは植栽データベースなど、以前のバージョンで使用していたレガシーの植栽データから、必要に応じて植栽スタイルのデータを取得することもできます。 

植栽スタイルマネージャ

植栽設定

植栽スタイルを編集する