Spot00056.pngアクセサリの仕様

アクセサリを作成するで説明しているように、独自のアクセサリシンボルを作成できます。アクセサリシンボルは2D/3Dのハイブリッドオブジェクトにする必要があります。シンボルには少なくとも2Dスクリーンの表示を含める必要があります。レンダリング時間を短縮するため、アクセサリの表示はできる限り単純なものを作成します。

アクセサリの3D部分は、(Z軸に沿って)まっすぐ吊り下げられているかのように作図する必要があります。アクセサリの上部は、図面内で上向きになるように作図する必要があります。照明器具の前面と正しく揃えるには、3D形状をZ軸の下に作図する必要があります。

アクセサリにはLight Infoレコードを連結する必要があります。Light Infoレコードをアクセサリシンボルに連結するを参照してください。

照明器具でアクセサリのデフォルトの位置を制御するため、レイアウトシンボルを使用して必要な配置を設定できます。アクセサリのデフォルトの位置を定義するを参照してください。アクセサリはデフォルトで照明器具の前に配置され、本体部品と連結されます。代わりにクランプアクセサリを基部の一部として定義するには、Partsレコードを連結します。Partsレコードをアクセサリシンボルに連結するを参照してください。

クランプアクセサリのクラスを設定して外観や表示を制御することを推奨します。クランプのクラスは、シンボルの作成時または編集時に設定できます。シンボル定義を作成するを参照してください。

アクセサリシンボルは、Lighting Deviceツールを使用して挿入するか、または照明器具シンボル内に直接埋め込むことができます。埋め込まれたシンボルのワークフローに関する詳細は、照明器具の仕様を参照してください。

Light Infoレコードをアクセサリシンボルに連結する

Light Infoレコードは、デフォルトのアクセサリ値を指定するために使用し、アクセサリシンボルを適切に機能させるために必要です。

Light Infoレコードを連結するには:

1.      リソースマネージャで、Vectorworks Spotlightプログラムに付属しているいずれかの照明器具のライブラリファイルから、Light Infoレコードをアクティブなファイルにドラッグします。あるいは、レコードを右クリックし、コンテキストメニューから取り込むを選択します。

2.新しいアクセサリシンボルを選択して、加工>シンボルに入るを選択します。

3.シンボル編集ウインドウで空の場所をクリックして、何も選択していない状態にします。

4.オブジェクト情報パレットのデータタブをクリックします。レコードを連結をクリックしてリソースセレクタを開き、Light Infoレコードをダブルクリックしてシンボルに連結します。

5.アクセサリオブジェクトに読み込ませたいDevice Typeおよびその他のフィールドを指定します。カラーフレーム、バーンドア、トップハットなどのアクセサリの種類はStatic Accessoryになります。カラースクローラなどのコントロールチャンネルを必要とするアクセサリの種類はAccessoryになります。

6.ウインドウの右上にあるシンボルを出るをクリックして図面に戻ります。

アクセサリシンボルを照明器具に連結すると、照明器具のオブジェクト情報パレットまたはアクセサリのオブジェクト情報パレットで、アクセサリのパラメータを編集できます。アクセサリのオブジェクト情報パレットは、アクセサリ編集モードでのみ使用できます。使用可能なパラメータに関する詳細は、照明器具のプロパティを参照してください。

アクセサリのデフォルトの位置を定義する

アクセサリのデフォルトの位置により、デフォルト配置モードでアクセサリ配置ツールを使用した時にアクセサリが配置される場所を制御できます。デフォルトで、アクセサリは2Dビューでは照明器具の枠の上部中央、3Dビューではバウンダリボックスの後方中央に配置されます。

デフォルトの位置は、レイアウトシンボルを使用して変更できます。適切な照明器具シンボルを選択して、レイアウトの基準にします。アクセサリが2D/3Dのハイブリッドシンボルの場合は、ハイブリッドのレイアウトシンボルを選択します。アクセサリが純粋な2Dまたは3Dの場合は、これに相当するレイアウトシンボルを選択します。

レイアウトシンボルに必要に応じてアクセサリを配置します。アクセサリを別の照明器具に追加する時、アクセサリの相対的な位置は保たれます。たとえば、アクセサリをレイアウトシンボルの中央に配置すると、連結先の照明器具の中央に挿入されます。

アクセサリのデフォルトの挿入点を定義するには:

1.      新しいアクセサリシンボルを選択して、加工>シンボルに入るを選択します。

2.Lighting DeviceツールをクリックしてからLighting Deviceシンボルをクリックし、レイアウトシンボルとして使用する照明器具を選択します。

3.クリックして、シンボルの編集ウインドウにレイアウトシンボルを配置します。

4.オブジェクト情報パレットで、レイアウトシンボルのX/Y/Z位置を0、0、0に設定します。

5.レイアウトシンボルには、AccessoryまたはStatic Accessory以外のDevice Typeを使用してLight Infoレコードを連結する必要があり、そうでない場合アクセサリ形状の一部と見なされます。Light Infoレコードを連結するには、Light InfoレコードとLight Info Mレコードを連結するを参照してください。

6.セレクションツールを使用し、レイアウトシンボルに必要に応じてアクセサリを配置します。

2D/平面ビューで、レイアウトシンボルを前後関係の前に設定すると、アクセサリは照明器具の下に表示されます。

7.ウインドウの右上にあるシンボルを出るをクリックして図面に戻ります。

Partsレコードをアクセサリシンボルに連結する

デフォルトで、アクセサリシンボルは照明器具の本体の一部と見なされます。2Dおよび3Dビューで照明器具を配置したりフォーカスしたりすると、アクセサリシンボルも本体と一緒に移動します。クランプなどのアクセサリは、代わりに照明器具の基部と関連付けることができます。これにより、クランプで照明器具の挿入点をクランプの原点と一致するようにオフセットして、器具を正しく吊り下げることができます。クランプ(または任意の基部アクセサリ)を照明器具の基部の一部として指定するには、Partsレコードを連結する必要があります。

任意のアクセサリシンボルを基部の一部として指定すると、連結されている照明器具の挿入点がオフセットされるため、この指定は慎重に行う必要があります。

照明器具シンボル内にアクセサリシンボルを埋め込む場合は、代わりに照明器具シンボルを編集する時にPartsレコードを連結できます。Partsレコードを連結するを参照してください。

Partsレコードを連結するには:

1.      リソースマネージャで、Vectorworks Spotlightプログラムに付属しているいずれかの照明器具のライブラリファイルから、Partsレコードをアクティブなファイルにドラッグします。あるいは、レコードを右クリックし、コンテキストメニューから取り込むを選択します。

2.新しいアクセサリシンボルを選択して、加工>シンボルに入るを選択します。

3.オブジェクト情報パレットのデータタブをクリックします。レコードを連結をクリックしてリソースセレクタを開き、Partsレコードをダブルクリックして連結します。

4.アクセサリと関連付けるのに適切な部品(BaseYoke、またはBody)を選択します。

5.ウインドウの右上にあるシンボルを出るをクリックして図面に戻ります。

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概念:アクセサリ配置

アクセサリを作成する

照明器具の仕様

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