新機能

次の表は、Vectorworks 2024ソフトウエアのアップデート4で追加された新機能と改良された機能、これらの機能の説明が記載されているページ、およびその機能が含まれる製品の名称を一覧化しています。

旧バージョンから引き続きご利用いただいている方向けの作業画面の変更履歴をご用意しています。過去バージョンとの機能比較についてはhttps://www.vectorworks.co.jp/2024up/index.htmlをご覧ください。

「Manual(PDF)」フォルダの「VW変更履歴.pdf」をご覧いただき、機能の把握にご利用ください。

機能

説明

記載場所

製品

AI Visualizer

新しいAI Visualizer機能は、最初のデザインの着想から、完成したデザインのプレゼンテーションボードの準備まで、デザインプロセスのほぼすべての段階で使用できます。

AIでイメージを生成する

Fundamentals

リソースセレクタの改良

リソースセレクタに複数のオプションが追加され、スタイルありのオブジェクトをスタイルなしに変換したり、マテリアルやテクスチャなどのリソースをクラスで設定したり、その他の関連する操作をリソースセレクタ自体の内部で実行したりできるようになりました。多くのプラグインオブジェクトや、オブジェクト情報パレットのレンダータブなどの適切な場所に、これらの改良が組み込まれています。

リソースセレクタ

Fundamentals

リアリティキャプチャ取り込みコマンド

新しいコマンドにより、リアリティキャプチャ技術を使用して作成した3Dモデルをクラウドストレージから直接取り込みやすくなりました。

リアリティキャプチャの取り込み

Fundamentals

セレクションツールに追加された変形モード

セレクションツールに、特定の3Dドラッガー編集機能を備えた変形モードが追加されました。

セレクションツール

3Dドラッガーで図形を変形する

 

 

Fundamentals

Redshift by Maxonの更新モードの改良

Redshift by Maxonの改良点として、バケットまたはプログレッシブ更新モードを選択して、レンダリングの品質と速度を制御できるようになりました。またRedshiftは、Appleの新しいM3プロセッサ向けに最適化されました。 

Renderworksスタイルの作成

Fundamentals

DXF/DWGおよびDWFの取り出しダイアログボックスの前後関係の改善

DXF/DWGおよびDWFの取り出しで、デザインレイヤとシートレイヤを前後関係で表示およびソートできるようになりました。また、登録ビューはデフォルトでアルファベット順にソートされるようになりました。

DXF/DWGおよびDWFの取り出しオプション

Fundamentals

曲線をDXF/DWG/DWFに取り出す新しいオプション

ベジェまたはキュービックスプラインポイントを含む2D曲線を、DXF/DWGおよびDWFの曲線/円弧として取り出すことを選択できるようになりました。

DXF/DWGおよびDWFの取り出しオプション

Fundamentals

ノートマネージャオブジェクトの縮尺の制御

シンボル定義内にある引出線付き注釈、一般注記、および注釈リストの縮尺を制御できるようになりました。 

引出線付き注釈または注釈リストの引出線付き注釈の挿入

注釈リストとその引出線付き注釈を編集する

一般注記を配置する

Fundamentals

フライオーバーツールの新しい一時的な回転の中心

フライオーバーツールのユーザー指定モードに、フライオーバー操作のたびに一時的に回転の中心を設定するオプションが追加されました。

フライオーバー

Fundamentals

IFC取り出しの改善

新たにIFCバージョン4x3をサポート

ジオリファレンスをサポートするオプションの追加

IFCモデルの原点を設定する際の柔軟性の向上

複数の建物を含むIFCファイルの取り出しのサポート

取り出した項目とエラーの詳細なレポートを保存するオプション

IFCプロジェクトを取り出す

Architect、Landmark、Spotlight

BCFマネージャの改良

BCFマネージャが更新され、ファイルベースとサーバーベースのBCFプロジェクトをシームレスに切り替えられるようになりました。パレットも更新され、さらに使いやすくなりました。

BCFマネージャパレット

Architect、Landmark、Spotlight

IDSを使用したBIM管理

データマネージャでIDSベースのモデルチェック機能がサポートされるようになり、BIMデータの交換や通信プロセスが効率化されました。

IDSを使用したBIM管理

Architect、Landmark、Spotlight

キャビネットツールの改良

キャビネットツールの設定に、上部補強材を追加するオプション、だきを把手として使用するオプション、把手のオフセットを手動で定義するオプション、および飾り用の引き出しに把手を適用するオプションが追加されました。また、新しい2D表示オプションを使用して、より多くの設計基準に準拠できるようになりました。

キャビネット設定:キャビネットボックスペイン

キャビネット設定:正面部フレーム/だきペイン

キャビネット設定:金物ペイン

キャビネット設定:表示ペイン

Architect、Landmark、Spotlight

手摺の改良

補助手摺の上部手摺の配置基準、桟の面構成部材のフレーム断面とサイズ、およびテクスチャマッピングを制御するパラメータが追加されました。手摺のパスを変形しても、既存の支柱はリセットされなくなりました。

手摺設定

手摺を編集する

Architect、Landmark、Spotlight

グラフィック凡例の境界線への拘束

グラフィック凡例の設定に新しいオプションが追加され、グラフィック凡例レイアウトでオブジェクトの境界線に拘束できるようになりました。

グラフィック凡例の設定

Architect、Landmark、Spotlight

ドアと窓の設定ダイアログボックスのレイアウト改善

ダイアログボックスとリストブラウザの列の幅が広がり、ドアと窓の設定が編集しやすくなりました。

ドア設定

窓設定

Architect、Landmark、Spotlight

属性/設定をコピーして適用する新しい舗床モード

既存の舗床の属性や設定をコピーして形状に適用したり、新しい舗床の描画に使用したりできるようになりました。

舗床を作成する

Architect、Landmark

地形モデルの等高線ラベルの改良

等高線ラベルに、独自の単位設定および一般的な地形の基準に従って単位を表示するその他の設定が追加されました。ユーザーは、ラベルの属性や文字スタイルを簡単にカスタマイズできます。曲線を描画し、等高線の交点ごとに等高線ラベルを追加することもできるようになりました。

地形モデルの設定:2D表示ペイン

等高線ラベルを追加する

Architect、Landmark

インベントリと設備リストの改良

設備リストのワークシートが外観と機能の両方で改善されました。また、ワークシートにサブパーツや仮想パーツを含めることができるようになりました。ソースの割り当てもさらに簡単になりました。複数の行を選択でき、リスト内の色分けで使用可能性が示されます。照明バトン(パイプ)、照明バトン(ラダー)、トラス(直線)とトラス(曲線)、および座席セクションレイアウトのサポートが追加されました。

設備リストを管理してレポートを作成する

Spotlight

設備概要の改良

設備概要ツールに4つの新しいモードオプションが追加され、概要の挿入点を選択できるようになりました。設備概要オプションの改良により、ダイアログボックスをリサイズできるようになったほか、器具シンボルの縮尺や文字の配列を制御できるようになりました。

設備概要を作成する

Spotlight

プロジェクターのVisionへの取り出し(GDTFとして)

ビデオスクリーンとスクリーンセットをGDTFのプロジェクターとして取り出せるようになりました。Visionに取り出すと、これらのプロジェクターはリアル感が増し、実際の光が放射または投影されます。

イメージをビデオスクリーンで設定する

Spotlight

Vectorworks Odyssey VRビューア

Meta Quest VR製品ライン用の新しい仮想現実(VR)ビューアアプリを使用して、Vectorworksから取り出した3Dモデルを没入感のある環境で見ることができます。

Vectorworks Cloud Servicesのヘルプ

Vectorworks Cloud Services

3DおよびARモデルビューアにおけるクラス表示設定の制御

Vectorworksの3DおよびARモデルビューアで、クラスの表示設定を制御する機能のサポートが追加されました。

Vectorworks Cloud Servicesのヘルプ

Vectorworks Cloud Services

iOS版Nomadアプリの見取り図の改良

iOS版Nomadの見取り図機能で、壁を重複することなく個々の部屋のスキャンをより大きな構造に統合したり、傾斜した壁や円弧壁など、より多様な部屋の特徴を認識したりできるようになりました。

Vectorworks Cloud Servicesのヘルプ

Vectorworks Cloud Services

次の表は、Vectorworks 2024ソフトウエアのアップデート2で追加された新機能と改良された機能、これらの機能の説明が記載されているページ、およびその機能が含まれる製品の名称を一覧化しています。

機能

説明

記載場所

製品

Omniverseライブセッションのサポート 

Vectorworksに、同期されたライブセッションで他のOmniverseユーザーとの共同作業を行う機能が実装されました。

Omniverseライブセッションに接続する

Fundamentals

MacでのEnscapeの使用

Enscapeのリアルタイムな3D可視化機能が、Macで使用できるようになりました。 

リアルタイムレンダリング同期

Fundamentals

次の表は、Vectorworks 2024ソフトウエアのアップデート1で追加された新機能と改良された機能、これらの機能の説明が記載されているページ、およびその機能が含まれる製品の名称を一覧化しています。

機能

説明

記載場所

製品

Fundamentalsでの面配列を作成コマンドの使用

面配列を作成コマンドがFundamentalsで使用できるようになりました。

面配列を作成する

Fundamentals

EPSFの取り込みの削除

EPSFの取り込みコマンドが削除され、レガシーのみで使用できるようになりました。 

該当なし

Fundamentals

パレット機能の変更

ドッキングしたパレットに、自動的に隠す機能が適用されます。

Macで、アプリケーションウインドウを使用コマンドが削除されました(ドキュメントウインドウとパレットをドッキングできる場所を制御するため)。

複数のタブで構成されたパレットのタブのラベルで、スタイルの設定が行なえます。

パレットを一時的に非表示にする

パレットのドッキング

複数のファイルを管理する

オブジェクト情報パレット

ナビゲーションパレット

ビジュアライズパレットを使用して光源とカメラを管理する

Fundamentals

次の表は、Vectorworks 2024ソフトウエアで追加された新機能と改良された機能、これらの機能の説明が記載されているページ、およびその機能が含まれる製品の名称を一覧化しています。

新機能に関する参考ビデオ(英語)を視聴するには、Vectorworks Universityをクリックしてください(インターネット接続が必要)。

機能

説明

記載場所

製品

Vectorworksの新しい「外観」

Vectorworksのデザインが刷新されてモダンな外観になり、ツールセットやツールバーのアイコンが新しくなったほか、ユーザーインターフェイス要素全体が更新されました。この更新でユーザーエクスペリエンスが向上し、より一貫性のある魅力的な外観になりました。

該当なし

Fundamentals

表示バーとツールバーのデザイン変更

表示バーとツールバーのデザインが変更されて、ユーザビリティが改善され、作図範囲が広くなりました:

ツールバーだけでなく、設定メニューからもクイック設定を有効化および無効化できます。

表示バーでフォントのコントロールを使用できます。

スマートカーソルのスナップコントロールを、表示バーまたはアプリケーションウインドウの下部に配置できます。

表示バーのコンパクトモードと自動非表示モードを使用できます。

登録ビュー、レイヤ、クラス、データの可視化、およびワーキングプレーンのコントロールのデザインが変更されました。

現在の設定を示すアイコンが更新および拡張されました。

クイック設定

ワーキングプレーンモード

表示バー

データの可視化を適用する

Fundamentals

新しいビューポートスタイルリソース

ビューポートスタイルはプラグインオブジェクトスタイルと同じように機能し、一部のビューポートパラメータをスタイルで設定して複数のビューポートで一貫性を保ちながら、他のパラメータをインスタンスで設定して変化させることができます。ファイルのビューポートに適用するスタイルは、オーガナイザダイアログボックスおよびナビゲーションパレット(Vectorworks Design Suite製品が必要)から表示して適用できます。ビューポートスタイルは、他のリソースタイプと同じようにリソースマネージャで管理できます。

ビューポートスタイル

ビューポートスタイルを作成および編集する

Fundamentals

シェイドレンダリングモードの改善

以下の改善点により、インタラクティブに作業できる応答性を維持しつつ、シェイドモードのレンダリングがさらにリアルになりました。

カメラエフェクトの追加

8つより多くの光源から投影される影を表示する機能

霧の中の光の表示改善

ハイダイナミックレンジ(HDR)を使用したレンダリング機能

シェイド設定

Fundamentals

新しいキャビネットツール

ベースウォール、およびトールキャビネットツールが単一のキャビネットツールに置き換えられ、キャビネットタイプ、形式、金物、仕上げオプションなど、はるかに多くのカスタム機能とコントロールを使用できるようになりました。新しい配置オプションを使用して、カスタムの長さのキャビネットを描画したり、線に沿って複数のキャビネットを描画したりできます。   

キャビネットを作成する

キャビネット設定

Architect、Landmark、Spotlight

新しいフェンスツール

新しいツールを使用して、門扉を含むさまざまな傾斜状または段差状のフェンスを配置できます。フェンスはその下の面に沿って傾斜します。

以前の手摺/フェンスツールはレガシーになりました。

フェンスを作成する

フェンスを編集する

Architect、Landmark、Spotlight

新しい手摺ツール

新しいツールを使用して、さまざまな形式の主手摺や補助手摺を配置できます。階段、スラブ、またはスロープの辺を選択することで、レイヤをまたいで手摺をすばやく配置できます。パスに沿って手摺を描画することもできます。手摺結合ツールを使用すると、手摺をさまざまな形式で結合できます。

手摺を作成する

手摺を結合する

Architect、Landmark、Spotlight

ドアと窓の部位に使用できるマテリアル

ドアと窓の個々の部位にマテリアルリソースを指定できるようになりました。マテリアルライブラリに新しいリソースが追加されたほか、ドアと窓のマテリアルに関するレポート作成用のワークシート関数が追加されました。

ドア設定:マテリアルとクラスペイン

窓設定:マテリアルとクラスペイン

ワークシート関数

Architect、Landmark、Spotlight

設備リスト

新しいインベントリと設備リストコマンドを使用すると、図面で使用しているすべてのエンタテインメント設備を追跡できます。インベントリを作成して、使用可能な機材と使用した機材の数量を比較できます。詳細なフィルタリングオプションを使用して、具体的で包括的なレポートを作成できます。更新された設備概要ツールを使用すると、設置チームやクライアントのためにグラフィカルな凡例を配置できます。

概念:インベントリと設備リスト

インベントリを作成する

設備リストを管理してレポートを作成する

設備概要を作成する

Spotlight

3Dドラッガーの視覚的改善

サブディビジョン編集ツールと変形ツールで使用され、一部の3Dオブジェクトを自由に変形できる3Dドラッガーの外観が新しくなり、使用中に表示されるヒントが改善されました。

3Dドラッガーで図形を変形する

Fundamentals

3Dビューに変更時のレンダリングモードと投影法のコントロール改善

新しい設定により、3Dビューへの切り替え時に使用するレンダリングモードと投影法をより細かく制御できるようになりました。

環境設定:3Dペイン

Fundamentals

RenderworksとRedshiftの断面レンダリング改善

RenderworksとRedshiftの断面レンダリングが改善されたことで、ビューポート、クリップキューブ、およびクリップキューブビューポートのパフォーマンスが高速化し、ピーク時のメモリ使用量が少なくなりました。一部のビューポートタイプに新しいオプションが追加され、オクルージョンされた図形をレンダリング形状から削除できるようになりました。

断面ビューポートの詳細プロパティ

シートレイヤビューポートの詳細プロパティ

Fundamentals

MacとWindowsのダークモードのサポート改善

Windowsユーザーもダークモードを使用できるようになりました。環境設定の新しい設定で、ダークモード表示をより細かく制御できます。

アプリケーションウインドウ

環境設定:全般ペイン

Fundamentals

表題欄データの改良

表題欄データ管理の主な改良点:

オブジェクト情報パレットが再構成され、各設定グループに表示されるパラメータをカスタマイズできるようになりました。

表題欄データ関連のリストブラウザに表示される、ユーザー編集が可能なフィールドを、リストブラウザで直接編集できるようになりました。

オプションで、図面スタンプをカスタマイズできるようになりました。

枠のサイズの名前と単位の表示をより細かく制御できるようになりました。

表題欄マネージャで、枠のサイズの命名オプションを管理できます(Vectorworks Design Suite製品が必要)。

表題欄マネージャで、レポートの並び替えやフィルタリングができます(Vectorworks Design Suite製品が必要)。

図面を改訂せずにいつ発行したかが、プロジェクトの改訂履歴レポートに表示されるようになりました(Vectorworks Design Suite製品が必要)。

図面枠を編集する

図面枠設定:図面スタンプペイン

図面枠設定:図面枠ペイン

表題欄マネージャ

プロジェクトの改訂および版履歴ワークシート

Fundamentals

パブリッシュのユーザビリティの改善

使用可能な項目のリストをシートレイヤの前後関係に応じて並べ替えたり、サブフォルダの項目を使用可能なリストに含めるかどうかを制御したり、パブリッシュログファイルの作成を無効化したりできるようになりました。

一括パブリッシュ

Fundamentals

既存のクラスおよびレイヤにおけるDXF/DWG取り込みの改善

DXF/DWGレイヤをクラスとして取り込む場合は、新しいオプションを使用して、すべてのオブジェクトを新しいデザインレイヤのアクティブなクラスに取り込めます。

DXF/DWGレイヤをレイヤとして取り込む場合は、新しいオプションを使用して、すべてのオブジェクトを新しいクラスと共にアクティブなデザインレイヤに取り込めます。 

取り込み時にクラス属性を上書きするかどうかを制御する新しいオプションが追加されました。 

DXF/DWGの取り込み時に新しいクラスを作成すると、属性を使うオプションが有効になります。

取り込み詳細オプション:クラス/レイヤペイン

取り込み詳細オプション:グラフィック属性ペイン

Fundamentals

DXF/DWG取り出しの最適化

DXF/DWGの取り出し時に可能な限りリソースの重複を減らすことで、ファイルサイズを小さくし、よりクリアな状態で取り出せるようになりました。 

DXF/DWGおよびDWFの取り出し手順

Fundamentals

Excel参照 

Microsoft Excelファイルをワークシートとして参照できるようになりました。

ワークシートを取り込む

Microsoft Excelの参照

Fundamentals

セミコロンを使用したワークシートの取り出し

セミコロンを区切り文字として使用して、ワークシートをCSV形式に取り出す新しいオプションが追加されました。

ワークシートを取り出す

Fundamentals

スケーラブルなユーザーインターフェイス要素(Macのみ)

Macユーザーは、メインのアプリケーションウインドウでユーザーインターフェイス要素の表示サイズを制御できるようになりました。

環境設定:全般ペイン

Fundamentals

アップデータを確認の改善

アップデータを確認で、更新やダウンロードが可能なメジャーバージョンとマイナーバージョンに関する情報を同時に入手できるようになりました。また、選択したバージョンの新機能に関する概要へのリンクが追加されました。

Vectorworks製品を更新する

環境設定:その他ペイン

Fundamentals

サードパーティ製品の更新の改善

インストールしたサードパーティ製品の更新が管理しやすくなりました。

サードパーティ製品へのアクセス

Fundamentals

別名で保存コマンドのキーボードショートカット

キーボードショートカットのCtrl + Shift + S(Windows)/Cmd + Shift + S(Mac)が別名で保存コマンドに再割り当てされ、このショートカットでスケッチレンダリングモードコマンドがアクティブになることはなくなりました。

該当なし

Fundamentals

RenderMallプラントツールの廃止

RenderMallプラントツールは、作業画面の編集のレガシーツールセットに移動しました。「Plants」>「3D Models Low Poly」ライブラリで、植栽を2D/3Dシンボルとしてダウンロードできるようになりました。 

該当なし

Fundamentals

グラフィック凡例の改善

文字とイメージの配列を制御するオプションの追加

グラフィック凡例データの集計を作成したり、複数のフィールドでソートしたりする機能

オブジェクトを均一なサイズに伸縮したり、シートレイヤに合わせてグラフィック凡例全体を伸縮したりするオプション

窓とドアに対する、自動寸法の拡充、オブジェクトの開閉を表示するオプション、および立面ビューで床面を表示するコントロール

カスタマイズ可能な自動寸法

フィルタビューポートをクリックして選択する機能

レイアウトにセル番号とイメージの縮率を含めるよう改良した動的テキスト機能

選択したグラフィック凡例とファイル内のすべての凡例を再計算するコマンド

グラフィック凡例

グラフィック凡例の設定

グラフィック凡例を編集する

Architect、Landmark、Spotlight

レベル基準線の改善

属性パレットでマーカーの面を制御するオプション

マーカーレイアウトで使用できる図面設定のプロジェクトの高さ設定

マーカーオブジェクトのダブルクリック編集のサポート

マーカーレイアウトにおける動的な文字列図形の数値形式オプションの拡充

マーカー単位のSIA寸法規格オプション

マーカーレイアウトの編集時に、文字列を編集する代わりに動的な文字列図形をダブルクリックして、マーカーデータを定義

マーカーとは別に文字列を移動するオプション

図面をクリックして、マーカーの基準高さまたは制御点を定義するオプション

変形ツールがマーカーオブジェクトに対応

レベル基準線の設定

レベル基準線を編集する

図面設定

Architect、Landmark、Spotlight

データタグスタイルを作成の改良

複数の改良により、データフィールドを選択して、新しいデータタグスタイルのレイアウトをより簡単に定義できるようになりました。

基本的なデータタグスタイルを作成する

Architect、Landmark、Spotlight

データタグの動的テキストの改善

データタグレイアウトの、動的テキストの数値形式オプションが拡充されました。

データタグレイアウトの編集時に、文字列を編集する代わりに動的な文字列図形をダブルクリックすることで、タグデータを定義できます。

データタグスタイルを編集する

Architect、Landmark、Spotlight

データタグからのリンクされた図形の選択

新しいコンテキストメニューコマンドを使用して、データタグがリンクされた描画図形を簡単に選択できるようになりました。

データタグからリンクしているオブジェクトを選択する

Architect、Landmark、Spotlight

ドアと窓の開き方のより正確なコントロール

ドアと窓の開き方(壁に挿入する時の向き)を設定する機能には、以下が含まれます:

図面領域内で開き方を設定するインタラクティブなコントロール

インタラクティブなコントロール、およびさまざまな反転操作によって、ダイアログボックスで開き方を設定できる新しい関連パラメータ 

buildingSMARTによるIFC一覧の定義に基づく、IFCやレポート用の開き方に関連するデータ

インタラクティブなドアの開き方

ドア設定:一般ペイン

ドアを挿入する

インタラクティブな窓の開き方

窓設定:一般ペイン

窓を挿入する

Architect、Landmark、Spotlight

ドアと窓のインタラクティブサイズの改善

インタラクティブサイズの主な改善点:

リソースマネージャで窓またはドアスタイルをダブルクリックすると、リソースと共にまたはドアツールがアクティブになります。

新しい対角コーナーおよび中心からコーナーサブモードにより、柔軟性が向上しました。

描画中に新しい修飾キーを使用して、ドア/窓を黄金比に拘束したり、中心からコーナーに変形したり、オブジェクトの現在の比率に変形を拘束したりできます。

コーナー窓や壁の長さに合わせる窓をインタラクティブに描画できます。

2D/平面ビューでは、2回目のクリックでドア/窓が開く方向を設定できます。

窓を作成する

窓を描画する

窓を変形する

ドアを作成する

ドアを描画する

ドアを変形する

Architect、Landmark、Spotlight

ドアの沓ズリと窓台の改良

ドアの外側と内側の独立した沓ズリの延長部と、窓の独立した窓台と膳板の延長部によって、新しいドアの沓ズリと窓台を壁との取り合いに適切に合わせられるようになりました。ドアと窓のまぐさの線は、壁との取り合いまで延長されるようになりました。膳板オプションが石積み形式で使用できるようになりました。

ドア設定:沓ズリペイン

窓設定:窓台ペイン

Architect、Landmark、Spotlight

窓とドアのかい木厚の改善

窓とドアのかい木厚をより細かく制御する機能として、窓/ドアを挿入する壁のズレの設定を使用する機能、開口部の側面ごとに異なるズレを設定する機能、扉の下部にオフセットを指定する機能などが加わります。

窓設定:建具枠ペイン

ドア設定:だきペイン

ドア設定:主扉ペイン

Architect、Landmark、Spotlight

壁、スラブ、屋根のテクスチャ設定の改善

同じ構成要素のすべての面に共通した、デフォルトのより論理的なテクスチャの配置と回転に加え、改善点には、壁、スラブ、屋根面、および屋根のテクスチャ設定に関する以下の機能が含まれます:

スタイルが適用されたインスタンスの構成要素ごとにテクスチャを上書きできます。

リソースマネージャからテクスチャをドラッグして、個々の構成要素または部品にテクスチャを割り当てられます。

テクスチャツールを使用して、個々の構成要素または部品にテクスチャを割り当てられます。

属性マッピングツールを使用して、テクスチャを直接編集できます。

壁の構成要素を作成する

スラブの構成要素を作成する

屋根の構成要素を作成する

構成要素があるオブジェクトにテクスチャを適用する

壁、スラブ、屋根にテクスチャを適用する

属性マッピング

Architect、Landmark、Spotlight

ツールの曲線描画モードの改善

ツールの曲線描画モードを使用すると、曲線作成オプションを簡単に切り替えながら、一連の壁を直線や曲線で描画できます。

壁を作成する

壁を描画する

Architect、Landmark、Spotlight

壁との取り合い設定の改善

壁と壁スタイルにさまざまな挿入物と組み合わせた複数の壁との取り合いを個別に設定できるようになったことで、壁との取り合い設定が効率化し、上書きする必要がなくなりました。新しい壁との取り合いの名前の管理コマンドを使用すると、ファイルで現在使用されているすべての壁との取り合い名、およびそれらが使用されているオブジェクトタイプとオブジェクトが表示されるため、壁との取り合い名をより効率的に管理できます。

壁との取り合い設定との競合を防ぐために、ドア設定と窓設定から、不要な内側/外側壁詳細ペインが削除されました。

壁との取り合い設定

壁との取り合い名を管理する

Architect、Landmark、Spotlight

スペース設定の追加データペインの改善

スペースのレコードフォーマットにプロジェクト、敷地、および平屋/複層フィールドが追加され、追加データペインのオプションとしても追加されました。

ほとんどのフィールドの定義に変数を使用する機能が追加されました。

ストーリ関連の変数が追加されました。

スペースの設定にある複数の長い選択リストに検索機能が追加されました。

スペースを設定:追加データペイン

Architect、Landmark、Spotlight

階段ツールの2D表示の改善

階段の新しい2D設定に、ソリッド階段本体の辺を表示するオプション、矢印の始点および終点マーカーを線を引かずに表示するオプション、カスタムの段数番号付け、切断記号の上下で異なる手摺および一番上の段板に対するグラフィック属性設定、および階段本体の辺の新しいグラフィック属性が加わります。

階段設定:2D表示タブ

階段設定:グラフィック属性タブ

Architect、Landmark、Spotlight

階段の構成の改善

階段の構成要件が変更されました。最小段数は2段となり、側板の最大数は利用可能なスペースによってのみ制限されます。

階段設定:形状設定タブ

階段設定:構法タブ

Architect、Landmark、Spotlight

マリオネットのユーザビリティの向上

マリオネットオブジェクトの編集方法を選択する際に、それ以後のダブルクリックの動作も指定できます。新しいコンテキストメニューコマンドにより、ネットワークのレイアウトを整理できます。 

マリオネットオブジェクトを編集する

ネットワークのレイアウトを整理する

Architect、Landmark、Spotlight

地形モデルのスナップショットの改善

地形モデルのスナップショットを固定して、それ以上更新できないようにしたり、不透明度を調整したりできるようになりました。2Dのスナップショットの高さまたは勾配解析の新しいオプションに、凡例が含まれました。

地形モデルのスナップショットを作成する

Architect、Landmark

構造材の改良

構造材の主な改良点:

形状、サイズ、およびマテリアル設定のより詳細なスタイル制御

属性コントロールと2D/平面表示の改善

断面および隠線消去レンダリングで構造用図形として扱うオプション

カスタム構造材タイプの奥行きと幅のデータパラメータ

自動結合コントロールの改善

図形からオブジェクトを作成コマンドを新たにサポート

構造材設定:断面タブ

構造材設定:属性タブ

構造材を作成する

Architect、Spotlight

Landmarkのカラーパレット

ランドスケープデザインに特化して選ばれた色で構成される新しいカラーパレット、Landmark Colorsが追加されました。

カラーパレットを管理する

Landmark

植栽の根鉢と植穴の改良

新しいパラメータにより、鉢形や根巻きの根鉢の形状にフランジ付き形状を指定したり、オプションの埋戻しの構成要素を使用して長方形のフランジ付き植穴を指定したりできます。

植栽設定:根域ペイン

Landmark

Design Suiteの作業画面にエンタテインメント業界向けツールとコマンドを追加

Design Suiteの作業画面に、Spotlight、Braceworks、およびConnectCAD製品のすべてのエンタテインメント業界向けツールとコマンドが追加されました。

Spotlightの作業画面は、エンタテインメント業界の分野に応じて、より適切なツールセットとメニューに再構成されました。Design Suiteの作業画面はSpotlightの作業画面と同じ構成になっています。

BraceworksのツールとコマンドはSpotlightおよびDesign Suiteの作業画面に組み込まれ、個別のBraceworksの作業画面は廃止されました。特定のツールやコマンドに対するBraceworksのライセンス要件は引き続き適用されます。

該当なし

Spotlight、Braceworks、ConnectCAD

エンタテインメント設備のレコード

すべてのエンタテインメントオブジェクトに、新しいレコードフォーマットEntEquipUniversalが連結されるようになりました。この標準化されたレコードは、インベントリと設備リストの機能に対応するように設計されています。エンタテインメント用にカスタマイズしたシンボルを作成する場合は、この新しいレコードフォーマットを連結する必要があります。

ワークフロー:照明器具のシンボル定義を作成する

Spotlight

サイトプロテクションサーバーの改善

RLMサーバーソフトウエアがバージョン15.1に更新されました。このバージョンではセキュリティが強化され、ログインが必須になりました。 

ライセンス管理ソフトウエアをインストールする

Fundamentals

マニュアルの改良